こんにちは、おつおにです。
今回は中国東方航空の516便(MU516)の搭乗レビューです。
この便は関西国際空港から上海浦東国際空港へ向かう路線で、安い航空券でも知られるフルサービスキャリア(FSC)の中国東方航空の運行便です。
中国東方航空の実際のサービス内容はどうなのか、体験を交えてお伝えします。最後までぜひご覧ください。
MU516便の概要
- 航空会社: 中国東方航空(China Eastern Airline)
- 便名: MU 516
- 出発空港: 関西国際空港 [T1](KIX)
- 予定出発時刻: 14:20
- 到着空港: 上海浦東国際空港 [T1](PVG)
- 予定到着時刻: 16:05
- 予定所要時間: 2時間45分
- 機材: A330-200
- 機体番号: B-5937
チェックイン
関西国際空港発の中国東方航空便はオンラインチェックインが未対応のため、有人カウンターでのチェックインが必要です。
空港には時間に余裕を持って、出発の約3時間前には到着しておくことをおすすめします。
僕は空港で食事を済ませてからカウンターに向かいましたが、すでにチェックインが始まっており、20〜30分ほど並びました。
【上海で*MU便からMU便へ乗り継ぎをされる方へ】
今回は上海でMU5023便に乗り継ぐため、預け荷物には乗り継ぎ便のタグの記入を求められました。搭乗券はMU516便・MU5023便の両方を関空で発券し、預け荷物は最終目的地までスルーバゲージで対応してもらえました。
*MU:中国東方航空
預け荷物につけるタグ(国際線乗り継ぎ用)
念のため、万一ロストバゲージ(ロスバケ)が発生した場合に備え、エアタグも忍ばせました(笑)。
保安検査・出国手続き
チェックイン後、保安検査と出国手続きを行います。
前回(2024年8月)に関空から出国した際よりも、さらにリニューアルが進んでおり、保安検査場が中央に集約されていました。万博に向けた準備も進み、受け入れ体制がますます整っている印象です。
リニューアルされた出国エリア
今回は36番搭乗口で、かなり端の方にあるためシャトルで移動しました。
搭乗時間までの待ち時間は、ベンチでのんびり過ごしました。
遅延?!
搭乗ゲート付近で待機していると、「遅延します」とのアナウンスが!
僕は遅延を見越して乗り継ぎ便の予約に余裕を持たせていたので問題ありませんでしたが、乗り継ぎ予定の方は要注意です。
搭乗開始
今回は後方の座席を指定したので、優先搭乗が終わった後すぐに案内され、比較的早く搭乗できました。
ただし、降機時は最後になるため、到着後の時間に余裕がない場合は前方の座席を指定するのがおすすめです。
座席について
フルサービスキャリア(FSC)のA330なので、座席配置は2-4-2(後方は2-3-2)です。LCCのA330では3-3-3が一般的ですが、一列少ないぶんスペースに余裕があります。シートピッチも十分広く、3時間弱のフライトであれば快適に過ごせるかと思います。
各座席には画質はあまりよくないものの、モニターが設置されています。映画鑑賞には少し物足りませんが、フライトマップを表示する分には問題ありません。
また、モニター横にはUSB(タイプA)ポートがありました。短距離路線のため、ブランケットやクッション(枕)はありませんが、CAさんに頼むと貸してもらえました。
出発
予定では14:20出発でしたが、実際には15:26に出発し、遅れは1時間6分に及びました。
搭乗率は約8割で、空席も少しありました。
乗客の多くは中国人または乗り継ぎ目的の外国人で、日本人は僕を含め数組のみ。乗務していたCAさんには日本人の方も1名いました。
機内食について
離陸後、飛行が安定すると機内食が提供されました。
近距離路線ですが、麻婆麺のようなメニューでボリュームもそこそこ。
味は特段美味しいわけではありませんが、完食できるレベルでした。
飲み物は全員に同じくペットボトルの飲料水が提供されました。
お手洗い
僕の座席の真後ろがお手洗いだったため、様子を確認してみました。
日系エアラインではないのでウォシュレットはありませんが、清潔に保たれていました。
到着
当初の到着予定は16:05でしたが、遅延のため実際の到着は16:32でした。
到着は上海浦東国際空港の第1ターミナルです。
隣にはMUのトリプル(B777)が停まってました。
最後に
中国東方航空のMU516便に搭乗してみましたが、遅延さえ気にしなければ、サービスも含め満足できる内容でした。
上海での乗り継ぎについては別の記事で詳しくご紹介したいと思います。