こんにちは。おつおにです。
今回は、タイ国鉄について紹介します。
僕は、先月末(2024年5月末)に初めてタイに行ってきました。
バンコク(クルンテープ・アピワット中央駅)からアユタヤに移動する際にタイ国鉄を利用しました。
その時の駅の様子や切符の買い方、電車の乗り方、車内の様子を中心に解説していきます。
クルンテープ・アピワット中央駅でのタイ国鉄の切符の買い方
駅に着いてから電車に乗るまでの動線
駅や車内の様子
バンコクからアユタヤの移動手段
バンコクからアユタヤに向かう移動手段はタイ国鉄以外にもあります。
鉄道(タイ国鉄)
ミニバス「ロットゥー」(乗合バス)
タクシー
今回は鉄道に焦点を当てた記事なので、鉄道を使うメリット・デメリットのみ紹介します。
僕はお金がない金欠大学生なので、もちろん鉄道一択でした。
乗ってみて感じたことは、日本の鉄道では味わえないローカルな雰囲気がとても魅力的でした。
行きは鉄道で向かい、帰りは比較的本数も多く、運賃も安めの乗合バスで帰ってくることもできるので、ぜひ計画を立てる際は様々検討してみてください。
クルンテープ・アピワット中央駅
クルンテープ・アピワット中央駅のアクセス方法
クルンテープ・アピワット中央駅にはMRT(地下鉄)とSRT(国鉄)が乗り入れています。
おそらくほとんどの方がMRTでクルンテープ・アピワット中央駅に向かうと思われます。
最寄り駅
MRT(地下鉄)ブルーライン:バンスー駅
SRT(国鉄)ダークレッドライン:バンスー駅
もしくは、早朝であればホテルからタクシーやGrabで向かうといいと思います。
【おつおにの失敗談】
ここでおつおにの失敗談を紹介します。
僕はホテルからクルンテープ・アピワット中央駅にBTSのスクンビット線に乗車して向かっていました。
MRTに乗り換えるかBTSのサバーンクワーイ駅から歩くかをGoogleマップで提案されました。
もちろん金欠の大学生であり、街歩きが好きなのでサバーンクワーイ駅から歩くことにしました。
徒歩30分(約2km)なので余裕と思っていましたが、40℃近い気温の炎天下で歩くのは厳しすぎました。
途中でタクシーを使おうか検討しましたが、電車の時間にも余裕がありましたので水分補給をしながら駅に向かいました。
結局30分で着くことができましたが多力を消耗し、(このあと紹介しますが僕の乗る車両にはエアコンがなく、)汗が止まらなかった思い出になりました。
そのような経験からクルンテープ・アピワット中央駅にはMRTで向かうことをオススメします!
クルンテープ・アピワット中央駅の紹介
僕は歩いてクルンテープ・アピワット中央駅に向かいましたので、MRTからの乗り換えではなく正面(地上の出入り口)から建物に入りました。
2021年の夏にできたばかりなので、駅舎はとても近代的で清潔感がありました。
また非常に駅自体が大きく、立派な駅でした。
斜めからの画角で申し訳ないですが、入り口の上に大きなアナログ時計がありました。
それでは中に入っていきたいと思います。
がらーん!!
え? ここってターミナル駅だよね…
実は駅舎に入る前から薄々感じてはいたが、全然人がいない…
本当にここって「クルンテープ・アピワット中央駅」で合ってるよね?
アユタヤに行く電車ってクルンテープ・アピワット中央駅から出発だよね?
という不安を抱きつつ奥に向かって歩いていきました。
流石に不安すぎるので、時刻表で確認します。
モニターを見てみると、僕が乗車しようと考えていた、10:35発のExpress71号が一番上に出ていました。
駅は間違っていなさそうなので、切符(乗車券)さえ取ることができれば乗れそうです!
切符(乗車券)を購入するときの注意点「オンライン購入ができない理由」
タイ国鉄の乗車券の買い方は2パターンあります。
オンライン(公式サイト)で購入する or 駅の窓口で購入する
【バンコク・アユタヤ間で乗車される方へ】
バンコク・アユタヤ間は長距離列車の中では、かなり短距離のため、長距離乗車される方に席を譲るため、オンラインでの購入が制限されているようです。
(僕はこれを知らず、何度もオンラインでの購入を試みていました…)
そのため、この区間を乗車される方は駅の窓口で購入してください。
駅の窓口で切符を購入する方法
続いて駅の窓口での切符の買い方について紹介します。
正面入り口から入ると右方向に歩き続けるとこのようなカウンターが出てきます。
20〜25くらいカウンターがありますが、この日は3つくらいしか空いていませんでした。
カウンターにいるスタッフの方に「目的地」、「人数」を伝えるとその時刻から一番出発が早い電車を提案してくれます。
(例:アユタヤ・大人一人の場合)アユタヤ、アダルト、ワンパーソン!
もし乗る電車や乗りたい車両(冷房付きの車両など)が決まっている場合は詳細に伝えましょう!
僕は最速で出発する電車にしたので、もうすでに座席が埋まっており、『「standee」のみやけどええか?』と聞かれました。1時間ちょっとなので立ったままでいいと思い、それを承諾しました。
もし座席に余裕があればこのタイミングで座席を指定するのだと思います。
乗る電車や車両の等級(2等車や3等車など)、乗車区間が決まると運賃を支払います。
僕がクレジットカードで決済しようとすると、現金のみと言われたので、おそらく現金しか使えないと思います。
支払いが済むと切符を渡されます。
間違いがないか確認して、正しく発券できていれば無事購入完了です。
僕も上記の流れで発券することができました。
これが実際に購入した切符です。
切符を入手し、無事電車に乗れることになったので、待合室に向かおうと思います。
待合室
駅の構造
1階:チケットカウンター、待合室、改札、売店、お手洗い
2階:ホーム
駅の構造上、出発時刻直前まで改札が開かないのでホームに行くことができません。
そのため改札が開くまでは待合室で待機する必要があります。
待合室の様子
飲食物を取り扱っている売店が数店とたくさんのベンチがありました。
キャパに余裕があり、冷房もついていたので出発まで快適に過ごせました。
改札オープン!
出発時刻の大体20分くらい前になると、改札がオープンしました。
タイは本当にマナーがよく、皆さん列に並んで順序よくゲートを通過していました。
改札
改札を通過すると横にあるエスカレーターで2階のホームに向かいます。
ホームの様子
ホームに行くとそこには今回乗車する電車が入線していました。
ホームにいる駅員さんに切符を提示し、自分の乗る車両を教えてもらい、乗車する流れです。
いざ乗車!〔3等車の車内の様子〕
僕は一番安い3等車の切符を購入しました。
【この電車の3等車は・・・】冷房なし、窓全開、かなり老朽化した車両でした。
冷房がついていないので暑いですが、窓から入ってくる風は気持ちよかったです。
バンコク・アユタヤ間は1時間ちょっとなので、3等車でローカルな雰囲気を楽しむのにはぴったりでした。
3等車の車内の様子
乗車中に車掌さんが切符を確認しに回ってきます。
あとは目的地のアユタヤに着くまで、のんびり景色を見ながら過ごしました。
最後に…
最後までご覧いただきありがとうございます。
ぜひバンコク・アユタヤ間の移動はタイ国鉄でローカルな雰囲気を楽しみながら向かってください。
アユタヤ駅についての記事も後日執筆しようと考えていますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。